解体費の見積・相場

家・住宅などの建物の解体費というのは、思いのほか高くつくもののようです。

解体費の見積・相場

何か理由があって土地を更地にする場合や、既設の建物・設備を新しくするというような 場合には、解体費がかかりますから、予算や計画の中に織り込んでおく必要があります。

解体費の見積・相場 内訳

ところで、建物などの解体費には、どのようなものが含まれるのでしょうか。

解体費を大きく分類する場合、解体費用、養生費用、撤去費用の三つになると思います。

一般的なイメージとしては、解体専門業者が、重機とダンプを搬入して、建物をどんどんこわして解体材を次々と運び出していって、はい完了といった感じがしますよね。

●解体費用というのは、まさに、人力や重機で、建物などを壊すのにかかる費用です。  解体費用は、主に、人件費や重機の運搬費・使用料・燃料代から構成されています。

●養生費用というのは、建物などを解体をする際、ほこりが飛散するのを防いだり、解体 した廃材が敷地外の道路などに落下するのを防止するために必要な費用です。  規模や程度にもよりますが、パイプや足場を組み立てて、簡単なあるいは専用のシート を張って、建物を囲んでしまうことがほとんどです。場合によっては、ホースで散水す ることもあります。  養生費用には、こうした設備や材料およびその組立解体の手間・運搬費などが含まれま す。

●撤去費というのは、解体で場外に搬出される産業廃棄物や再利用可能な建築材などの処 理費用です。  解体材・廃材は、場外に撤去し、法律に定められた通り、適正に処理しなければなりま せん。

 許可を受けた業者に依頼して、運搬・中間処分を行い、再利用できないものは、最終処 分場に搬入されることになります。  数年前に法律が変わって、解体・搬出する際には、決められた品目ごとに分別すること が義務付けられ、その結果、撤去費もかなり割高になっているようです。  また、有害なアスベストなどが使われている場合は、更に、特別な解体・処分方法が求 められるため、費用も多額に上るようです。

構造・規模・程度

建物の解体費は、建物の構造、規模、その解体の程度などによって変動します。 建物の規模が大きくなれば、手間や日数も増えるため、解体費も高額になります。 また、木造の一軒家・一戸建てと鉄骨や鉄筋コンクリート造のマンションなどでは、当然、解体方法も違ってくるので、解体費の構成も変わってきます。

建物を全部解体する場合は、事前に住人が退去した状態で取り壊すのが一般的です。 一方、リフォームのように、部分的に改築するような場合は、通常は、住人がいるという前提で解体をしなければならないため、振動騒音ほこりなどについてそれなりの配慮が必要になります。 また、どうしても人力で解体する部分が増えるので、解体費にも響いてくることになります。

責任と分担

一般的な住宅や建物を建てる際には、相場があって、設備なども含めて、坪単価、平米単価が提示されることがよくあります。

しかし、解体費の場合は、以上に述べたような条件の違いにより、一見同じような建物であっても、古家・古屋の場合など、かなり費用の見積に幅が出てくることがよくあります。

解体費を算定する場合には、施主と業者間で、打ち合わせを十分行うことが重要です。 季節や日程、引っ越しの手配、養生の程度、近隣への対応、解体の範囲、解体順序、機械の搬入経路など、誰の責任と負担で行うのかなど、事前にきちんと取り決めした上で、解体費を決めることが不可欠です。

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