携帯電話子供利用

携帯電話の子供による利用について考えてみます。

携帯電話子供利用

携帯電話の子供による利用には、どんな問題があるのでしょうか。

携帯電話子供利用 

携帯電話の子供による利用について、子供を有害情報から守るための取り組みが強化されています。 いわゆる有害サイトの閲覧をシャットアウトする「フィルタリング」についても、リストの内容について、論議を呼んでいるところですが、次第に結論に向かっているようです。 すでに、東京都の「青少年の健全な育成に関する条例」など、都道府県単位での取り組みが行われ、一定の成果を上げているものもあるようですが、携帯電話に関しては、その利用が子供に任せらていることが多く、保護者も実態を把握していないことがほとんどのようです。 便利な携帯電話ですが、親・保護者の目の届かないところで、いじめサイトなどの存在、犯罪に巻き込まれる危険性などが指摘されており、テレビなどでも取り上げられるようになりましたが、その実態にはたいへん驚かされます。

アンケート調査 

「携帯電話の子供の利用」というテーマで、子供を持つ既婚者とするアンケート調査が実施されました。 調査結果からの推移を考えれば、小学生以下、小学生、中学生などの子供による携帯電話の所有率は、いずれの世代でもかなり増えてきているでしょう。 このアンケート調査の結果をみると、まず、「携帯電話を子供が持っている」との回答が33.5%でした。 携帯電話を持っている子供の割合は、小学校低学年が16.7%、小学校高学年が30.5%、中学生が69.1%、高校生が94.7%、大学生が100%で、年齢が上がるにつれて保有率も上昇しているようです。

「携帯電話の子供の利用」のアンケートで、携帯電話を子供に持たせている理由では、「緊急時の連絡用」が56.7%、「塾などからの家に帰る時間の把握」が、22.7%という結果になっており、子供の安全確保、防犯や保護者の安心などの目的のために、携帯電話を子供に持たせていることが、見てとれます。 その他にも、「携帯電話を子供に持たせたくないが治安の悪化などでやむを得ず」とか「子供が対象になるが増えているため」などという意見もあったようです。 やはり、携帯電話が、子供が犯罪などに巻き込まれることから防ぐための防犯対策として、有効ではないかという期待感が強くあるようです。

トラブル防止 

携帯電話の子供による使用が増えることで、逆に、子供たちが犯罪などの被害者になる例も増えているようですから、ある程度の利用規制は、親・保護者の判断で実施する必要があるでしょう。 すべて子供におまかせでは、トラブルに巻き込まれて、深刻な事態を招くこともあるからです。

最近は、子供向けの携帯電話も、携帯電話各社から販売されており、その機能も充実していますが、単に連絡が取れるというだけでなく、GPS機能により、子供のいる場所がいつでも確認できるサービスも出てきましたので、防犯には役に立つでしょう。 ほかの調査項目では、携帯電話の使用料の負担についてもたずねていますが、中学生以下では、だいたい全員の保護者が使用料をすべて負担していますが、高校生の場合は、10%程度が、子供に使用料を負担させているとのことです。

携帯電話の子供による利用については、こうした実態を踏まえて、今後も、親・保護者、国・自治体、携帯電話会社、サイト運営会社などが、連携して、法規制、自主規制、教育、フィルタリング、相談窓口の整備などの課題に、着実に取り組んでいく必要があるといえます。